カイロプラクティックを受けたい

こういった症状で受けたい

適応症と禁忌症

カイロプラクティックが人の健康に大きく役立つ治療法であれば、当然そのカイロプラクティック治療で改善が期待できる病気や症状(適応症)と、カイロプラクティック治療をしてはいけない病気や症状(禁忌症)があります。カイロプラクティック治療を施術する際にはその判断が重要となります。

ではなぜ、病気を診るのではなく、人の健康の度合いを診るカイロプラクターが病気や症状の知識も持つ必要があるのかというと、カイロプラクティック治療をする際には当然、筋肉や背骨などの関節に触れて検査を行います。検査を行う理由は、カイロプラクティック治療をどこにどのように適切に施すのかを見極めるのと同時に、カイロプラクティック治療が適切か適切でないか判断する事も含まれています。適切でない場合の例としては、主に癌や伝染病、出血しやすい病気もしくは骨折や脱臼など緊急に薬物治療や手術などの医学療法が必要な場合が含まれます。そうした適切でない場合、つまり禁忌症を見極めるにはそうした病気や症状についての知識がなければ判断することができません。禁忌症であればカイロプラクターは一刻も早く病院へ行くことを患者に伝える必要があります。

カイロプラクティック治療による合併症や治療事故が起こることは非常にまれなケースですが、未然にこうしたことを防ぐためにも問診と検査できちんと現在の患者の症状と病状を把握することが重要です。

また今の現代医療では西洋医学が中心となっているために、患者は様々な病状や症状を病院で診断され治療を受けますが、それでも改善しない人々が沢山います。そうした人々がなんとかして良くなりたいとカイロプラクティック治療を受診するケースが多くあります。特に日本では、カイロプラクティックが一般的な保健医療制度に組み込まれていないため、多くの患者はまずは健康保険が使えるクリニックや病院を訪れます。クリニックや病院を受診した後にカイロプラクティック治療院を訪れる際には多くの人が病名や症状を抱えてやって来ますので、問診の際にそうしたものを治療の方針を立てる判断材料にします。

また中には西洋医学の治療とカイロプラクティックの治療を平行して受診する患者もいるので、そうなると医師とカイロプラクターのコミュニケーションがますます必要になってきます。

カイロプラクティック治療の適応症

カイロプラクターは身体の健康の度合いを診て神経の働きの悪い個所「サブラクセーション」に注目するため、病状、症状に対して直接治療は施しません。しかしながらサブラクセーションを取り除くことで、間接的に様々な症状の改善が期待できます。なかには筋骨格系の症状だけでなく内臓疾患も改善することがあります。ここではカイロプラクティック治療を受ける判断材料としてわかりやすく改善が期待できる症状名をあげてみます。

筋の緊張からくる頭痛、寝違え、むち打ち、めまい、眼精疲労、首の痛み、あごの痛み、肩コリ、五十肩、肩甲骨の痛み、手足のしびれや痛み、腕や肘の痛み、背部痛、腰痛、ぎっくり腰、坐骨神経痛、股関節の痛み、妊娠中・産後の腰痛足のしびれ・痛み、膝の痛み、足などの筋肉・骨格系の疾患不眠、疲労感、自律神経失調、内臓の機能低下(胃弱、便秘、下痢など)、精力減退、生理の不順や痛み、冷え性など

カイロプラクティック治療の禁忌症

カイロプラクティック治療によって様々な症状の改善が期待できるのであれば、当然カイロプラクティック治療に適さない、または治療で悪化する可能性のある病状や症状もあります。そういったものは未然に認識して治療をしないよう判断する必要があります。

WHOガイドラインには細かな禁忌症の記載がありますが、一般的には次のようなものです。刺激を避けなければならない病気、ガン、出血しやすい病気(血液疾患)、高熱の病気、伝染病、骨折、脱臼などが含まれます。

また中にはカイロプラクティック治療だけでは禁忌症にあたる症状でも、患者が医療機関へかかり症状や病状の進行をみながらカイロプラクティック治療を受けられる場合もあります。